「サプライズ演出やサプライズプレゼントをされてうれしいですか？」という質問に、約90％の女性が「うれしい！」と回答（他媒体調べ）。でもそれって本当？オンナゴコロがわからない男性の、オンナゴコロを無視したサプライズをご紹介！これはちょっと迷惑かも!?
■「突然、高級ホテルのディナーに連れて行かれた。カジュアルな恰好で明らかに浮いてしまい、ブルーな気持ちになった」
女性にとって高級ホテルのディナーともなれば、それなりにオシャレをしていきたいもの。それなりどころか、ようやくクローゼットの奥にしまっておいた、とっておきの勝負服が着れるチャンスだったのに……。と嘆く人も少なくないはず。男性側が、「今日は、いつもより特別にオシャレしてきてくれないかな」とだけ、ひとこと言ってくれたらよかったのですが、サプライズにならないと思ったのかもしれませんね。こう言われると女性の方もプレッシャーでしょうか。でも、普段着で明らかに浮いてしまうディナーより、よっぽど楽しめたと思います。
■「大好きなディズニーランドにサプライズで連れていかれた。歩き回る靴も履いていないし、格好も遊園地仕様ではないので大変！（帽子やメガネなどはジェットコースターなどでは外す必要がある）そもそも完璧にアトラクションを回るための計画を立ててないから、行き当たりばったりでしか回れなかった。大好きなディズニーランドなのに満喫度半分以下」
ディズニーランドが好きな彼女だから、連れていけばいいと思ったのでしょう。でも本当に好きな人にとっては、計画を立てることも立ち回りの洋服も、完璧にしたいもの。それを考えるワクワクがまず大事なのです。サプライズで連れていくのではなく、チケットをプレゼントして「行きたい日を決めといてね」と言うほうがスマートだったかもしれません。
■「レストランで、誕生日に大きなケーキのサプライズ！うれしいと喜んでいたら、ケーキ代はワリカンになっていました」
食事代もワリカンだったのでしょうか？彼女のために用意したケーキなのですから、ケーキくらいご馳走してあげたらいいのになぁと思います。これって誕生日プレゼントをワリカンにするのと同じこと。女性のほうがお会計にサプライズです！
■「誕生日にサプライズで大きな花束！お花は好きだからうれしいんだけど、これからデートという時に渡されて……。しかも彼は持ってくれないし、腕がつかれて大変だった」
花束って意外と重たいものなんですよね。大きな花束ともなれば、抱えるのに大変ですし、前も見えなくなります。せめて彼が持ってあげるとか、どこかに預けるような配慮が欲しかったかもしれません。サプライズはうれしいのに、その後の詰めが甘いかも……
■「付き合ってもう何年も経つ彼。これからのことも考えたいけど、結婚する気があるのかないのかわかりません。そしてある日突然のサプライズ！「買っちゃった！」と連れていかれたのは、なんと田舎の一軒家!? ここで一緒に住もう！ということらしいけど、勝手過ぎる！田舎は嫌いだし、なんで一緒に住む家をひとりで決めちゃうの？そもそもプロポーズもまだでしょ！」
ちょっと彼の勇み足だったようです。結婚後のマイホームというのはご両親と同居や育児など、考えるべき点がたくさんあります。それを勢いで買ってしまった彼は何とも豪快というか、太っ腹というか……。女性としてはまずちゃんとプロポーズされたいのに、そこもすっ飛ばしてマイホーム購入というのがデリカシーに欠けるみたいですね。
ささやかなプレゼントでも、演出次第では最高に素敵な贈り物に変身するはず！ マンネリ化したカップルにとっても、サプライズ演出は良い刺激になると思います。でも、一歩間違えば、最悪の思い出になることもあるんですよね。でも本当なら、相手が一生懸命喜ばせようとしてくれたわけです。「それだけでうれしい♪」と思えるような人になりたいものです。
（鈴木ナナ／studio woofoo）