来日した東アフリカ・ウガンダのムセベニ大統領は12日、近年著しい中国のアフリカへの経済進出を評価、「日本が中国から学ぶことを勧める」と述べ、日本企業のアフリカへの積極的な投資や貿易の強化を求めた。東京・元赤坂の迎賓館で共同通信などと会見した。

 ムセベニ氏は、中国がインフラ支援や投資で「アフリカを助けている」と指摘、今後の日本とアフリカの関係持続には貿易と投資の強化が重要との考えを示した。

 アフリカの平和構築に向けた日本の貢献について、財政支援のほか、南スーダン国連平和維持活動(PKO)に参加する自衛隊施設部隊のような「専門的な役割」に期待を示した。