GIGAは10日(現地時間)、米DELL製の新型2-in-1タブレットPC「XPS 12」の公式資料の一部が流出したことを独占情報として伝えています。
流出した画像には、XPS 12という名称の “Surface Pro 3に良く似た2-in-1構造のタブレットPC” の姿と、その主な仕様に関する記述を確認することができます。
以下は、今回の資料から読み取れるXPS 12の主なスペック。
OS | Windows 10 |
ディスプレイ | 12インチ 4K(3840×2160)UltraSharp IPSディスプレイ |
CPU | ※不詳 |
RAM | ※不詳 |
ストレージ | ※不詳 |
メインカメラ | 800万画素 |
フロントカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 最大10時間(※バッテリー容量は不明) |
その他 | Thunderbolt 3ポート |
残念ながら今回CPU、RAMおよびストレージという肝心な部分に関する詳細については知ることができませんでしたが、それ以外に幾つかの興味深い事実が判明しました。
新たに用意される専用ワイヤレスキーボードにはバックライトが搭載されるほか、そのタッチパッドは “works flawlessly(完璧に動作する)” と謳われており、動作精度には期待できそうです。そのほか、既にDellから提供されている汎用スタイラスペン「Dell Active Stylus」に対応することも明記されています。
また、12インチという大きさでありながらも4K(3840×2160)という高解像度を誇るIPSディスプレイは、Adobe RGBカバー率100%という高い色再現性を実現。さらに、10時間という優れたバッテリーライフを実現し、接続ポートにはUSB 3.0のおよそ8倍のデータ転送速度となる「Thunderbolt 3」ポートを採用していることも明らかになりました。
右上の「XPS 12」の画像の上に、登場時期が明記される
なお、2枚目の画像の右上にはXPS 12が2015年10月にも登場することが明記されており、早ければ同じく10月中の登場が予測される米マイクロソフトの「Surface Pro 4」よりも先に正式発表されることになるかもしれません。
PC市場におけるSurface Proシリーズの成功を受けて、既に同系統のデザインおよびコンセプトを採用する製品が幾つも発表されることとなっていますが、この先2-in-1タブレットPC市場の覇権を巡る争いはさらに過熱していくこととなりそうです。