昨年開催され、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地を回った「Perfume WORLD TOUR 3rd」の裏側に完全密着した、Perfume初の映画「WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」が10月31日(土)より日米同時公開が決定したことが分かった。
また、Perfumeの15年間が凝縮された映画主題歌「STAR TRAIN」が使用された映画の本予告も初解禁となる。同曲は映画公開に先駆けて10月28日(水)にリリースされる。
これまで日米同時公開された邦画は「ミッドナイト・イーグル」('07年)、「RED LINE」('10年)、「最後の忠臣蔵」('10年)の3作品があるものの、ドキュメンタリー映画で日米同時公開されるのは本作が史上初となる。
今回、日米同時公開に至ったのは、昨秋に開催されて大成功を収めた「Perfume WORLD TOUR 3rd」の公演が行われたニューヨーク、ロサンゼルスの2都市の劇場が日本からのオファーにいち早く手を上げて実現した。
アメリカの配給元は「Perfumeのドキュメンタリーが米国と日本で同時上映されると聞いて、われわれは非常に喜んでいます！ あ～ちゃん、かしゆか、のっちがグローバルに有名になったことを大変誇りに思っています。彼女たちの最も最近のワールドツアーの舞台裏を見られること、特にファンの仲間たちとあのスペシャルな瞬間を追体験できることに非常に興奮しています。彼女たちがまた近いうちにアメリカで公演してくれることを楽しみにしています！」と、Perfumeへの熱い思いを吐露した。
また、昨年「Perfume WORLD TOUR 3rd」のニューヨークとロサンゼルス公演では、「ポリリズム」が全世界共通挿入歌に抜擢された「カーズ2」のワールドプレミア上映でロサンゼルスの地を踏んでから3年越しの念願がかなった。
アメリカでのワンマンライブという一つの目標を達成したPerfumeにとって、自分たちの映画が日米同時公開されることは、思いを込めた公演に対する答えであると同時にアニバーサリーイヤーを祝福する大きなプレゼントになったとも言える。
「Perfume WORLD TOUR 3rd」公演へ懸ける彼女たちの熱い思いは映画にたっぷりと収められている。そして本作は北米を皮切りに台湾、香港、シンガポール、メキシコでの公開も決定。また、南米、ヨーロッパでの公開も予定されている他、昨年リリースされたアルバム『LEVEL3』は世界251の国と地域で配信されており、公開する国は今後も拡大する予定だ。
Perfumeの世界的な人気を裏付けるワールドワイドな展開に大きな期待が集まる。
さらに、世界各国での公開が決定した本作が、10月22日(木)から開催される「第28回東京国際映画祭」パノラマ部門へ選出され、正式招待されることも決定。オープニング式典の“レッドカーペット”へ参加も決まっている。
ちなみにパノラマ部門とは、本年度から新設された部門で、映画の多様性をコンセプトにさまざまなジャンルから公開前の最新話題作を選出するもの。Perfumeの世界進出はレーザービームのようなスピードで加速していきそうだ。
そんなPerfumeの3人がそれぞれコメントを寄せた。
「日米同時公開うれしーーーーーーい!!!!!! すごーい!! 私たちPerfumeのライブが、どんなやり取りでどんな風に作られているのか、本当にたくさんの場面で密着していただいているので、若干恥ずかしいところはありますが、ありのままの私たちを、日本のみならず海外の方にも見届けてもらえること、すごくうれしいです!!」(あ～ちゃん)
「自分たちのツアーが映画になることだけでもとてもうれしかったのに、その映画がアメリカでも同時上映されると聞いて未だに信じられません！ たくさんの人に見てもらえることを願ってます！ 国際映画祭のレッドカーペットを歩ける日が来るなんて夢にも思いませんでした。関わってくれた人の気持ちを胸に3人で歩けることをとてもうれしく思います！」(かしゆか)
「何だかすごい事になってきました…！ とにかく早く見てほしいな。あ～楽しみ～^ ^」(のっち)