季節のフラワーフレンチトースト
1080円
非常に数少ないが、日本には「花屋の中で料理が食べられるレストラン」がいくつかある。そのひとつが花屋『AOYAMA FLOWER MARKET』で、店内の奥に、まるで秘密の花園のごとく、ティーハウスがある。
・とてつもなく強い癒やし効果
澄み切った花の香りが漂う店内を通過し、ガラガラと音を立ててティーハウスのガラス戸を開ければ、甘いスイーツとコーヒーや紅茶の心安らぐ香りが全身を包む。ここは花園か? 農園か? それとも花畑か? テーブルに案内される前から、とてつもなく強い癒やし効果だ。
・澄みきった快適な大気
テーブルに飾られている花や植物は、すべて生きている。造花で済ませる店が多いなか、花屋のプライドと「こだわり」が感じられる。
生花や草木の効果もあって、森のなかにいるかのような「澄んだ空気」が漂っている。どんなに湿度が高い雨の日だろうと、猛暑だろうと、極寒だろうと、ここはいつでも澄みきった快適な大気。
・毎日通いたくなるレヴェル
デザインや空間美だけでなく、その空間を埋め尽くす大気すら、演出と「もてなし」の心で溢れているというわけだ。
どおりで、癒やしを求めてやってくる女性客が多いわけだ。ここには、毎日通いたくなるレヴェルのリラクゼーションがある。
・調和のとれた美味しさ
注文したのは『季節のフラワーフレンチトースト』。厚いトーストをこんがりと焼き、クリームとヴァニラアイスクリームが添えられており、その上に食べられる生花が盛られている。
見た目はカオスだが、調和のとれた美味しさのある「心を躍らせるスイーツ」がそこにある。
・「自分の持ち味」をかもす
フレンチトーストの名店はいくつもあるが、パンの酸味が強く、自己主張しすぎているケースが多々ある。しかし『季節のフラワーフレンチトースト』は、限りなく優しい。
それぞれが控えめに「自分の持ち味」をかもしており、パン、バター、クリーム、アイス、そのほかあらゆる食材が「絶妙な加減」で持ち味を出している。
・極上のフレンチトーストに昇華
それらがひとつの料理として紡がれた瞬間、極上のフレンチトーストに昇華するのである。まさにこの料理はそれ。何度食べても飽きない自信を与えてくれる。食事をしたのにスイーツを食べたかのような満足感。
スイーツを食べたのに、食事をしたかのような充実感。まさにパーフェクトに近い存在といえよう。
もっと詳しく読む: 東京メインディッシュ http://main-dish.com/2015/09/14/aoyama-flower-market/
青山フラワーマーケット ティーハウス 南青山本店
住所: 東京都港区南青山5-1-2 青山フラワーマーケット南青山本店内奥
時間: 11:00~18:30
休日: 無休
http://tabelog.com/tokyo/A1306/A130602/13131287/