MacRumorsは11日(現地時間)、米アップルが「iOS 9.1」において、同社製のバーチャルアシスタントシステム「Siri」に「声紋認証」機能を搭載すると伝えています。
既に先日には、新たに提供が開始されたiOS 9の「GM(ゴールデンマスター)版」において、Siriの音声認識精度を高めるための新機能が実装されていることが確認されていましたが(過去記事)、今回iOS 9.1として初となるパブリックベータ版の設定アプリの中にも、同一の機能の存在が確認されました。
今回MacRumorsは、正式版のiOS 9.1においてはこの機能を利用することで、Siriは声紋登録をしたユーザーの声を正確に判別することが可能になる可能性を指摘しています。
なお、既に9to5Macによって、iOS 9.0のGM版に実装されるSiriをこの新機能を利用して “トレーニング” しても、Siriはユーザーとそれ以外の人物との声を判別することはできなかったことが報告されており、少なくとも実際にiOSに声紋認証機能がもたらされるのは、まだしばらく先のこととなりそうです。
[MacRumors via Phone Arena]