谷佳知選手が引退会見 今後は「指導者として選手を育てたい」 | ニコニコニュース

引退会見を行った谷佳知選手 (C)ORICON NewS inc.
オリコン

 オリックスの谷佳知外野手(42)が16日、京セラドーム大阪で会見を開き、今季限りでの現役引退を発表した。大勢の報道陣を前に「全力でプレイできた。晴れやかな気持ち。今後の人生、野球人としていろんな形で恩返ししたい」と話した。

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 大学、社会人を経て、1997年にオリックスに入団。2002年に盗塁、03年に最多安打のタイトルを獲得。07年から13年まで巨人でプレイし、その後、古巣に復帰。今回、19年間のプロ野球人生に幕を下ろす決断を下した。

 今年8月末に「そろそろかな」と思い、引退を決めた谷選手だが、「これで野球人生が終わったつもりはない。教える立場や野球に携われる仕事をするので、選手と違った形で応援していただければ」といい、今後は「指導者として選手を育てていきたい」と展望を語った。

 現役生活で1927安打を放ち、通算2000安打まで残り73本とまで迫っていた。しかし本人は「あまり惜しいと自分では思ってない。19年間も野球をやらせてもらったのが一番。2000本というモチベーションの中でやらせたもらったことは自分の中で大きい。悔しさはないです」と清々しい表情だった。