16日、チェルシーはチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節でマッカビ・テル・アヴィヴと対戦する。チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が前日会見に臨み、クラブ公式HPがコメントを伝えた。
現在プレミアリーグでは5試合で勝ち点4と不調のチェルシー。モウリーニョ監督は、「まるでファンの歌のようだが、私たちは自分たちが何者なのか知っている。我々はイングランドチャンピオンだ。誰も我々のトロフィーを盗むことはできない。いくつかのチームはいい結果を思い出すために数年振り返る必要があるが、私たちは数カ月振り返ればいい」と、自信を口にしている。
一方、「今からは新しい大会に臨む。全チームが0ポイントで横並びの状態にある。2年前は初戦で敗け、昨シーズンは引き分けから始まったせいで、ドイツやリスボンでの勝利が必須となってしまった。だから、明日の試合に勝利することができれば、より良いポジションにつけることができる。この試合の後はポルトとキエフでの難しい2試合が続く。そのため明日の勝利は必須だ」と、CL開幕へ向け意気込んだ。
対戦相手のイスラエル王者マッカビ・テル・アヴィヴについては、「我々は自分たちに分があることを知っているが、私はマッカビをリスペクトしている。何試合も見て彼らがどういうチームなのか研究した。複数のシステムを練習しているという話や、5バックで来るだろうという情報も仕入れている」と、研究している模様。
また、これまで率いたどのクラブにおいても就任3季目の成績が優れないと指摘されると、「3季目?ポルトでは3季目を過ごしていない。インテルでもそうだった。初めて3季目を迎えたチェルシーではFAカップとカーリングカップを制覇し、CL決勝にも進出した。レアル・マドリードではスーパカップを獲ったし、カップ戦は決勝で敗れたがCLではベスト4まで進んだ。これらが私の3季目だ。馬鹿げた質問をする前にグーグルで調べろ」と、反論した。
そして、「クラブのステータスのため、グループステージを突破する必要がある。経済面でもプロフェッショナルとしても重要なことだ。明日の試合で3ポイントを得ることができれば、第1歩となるだろう」と、初戦へ向けて語っている。