11月からフジテレビでスタートする「南くんの恋人~my little lover」の囲み取材が9月16日に行われ、出演する中川大志と山本舞香が登場した。
「南くんの恋人―」は内田春菊の原作で、今回が11年ぶり4度目のドラマ化。イケメンで成績優秀な南俊一(中川)と、身長15cmになってしまった堀切ちよみ(山本)の秘密の同棲生活を描く。
中川は「もちろんこの作品の名前は知っていて、たくさんのファンの方がいる作品なのでプレッシャーも感じたし、不安もありました」と出演が決まったときの心境を。
続けて「自分が連続ドラマの主演をやらせていただくなんて、目標ではあったんですけど、こんなに早くやらせていただけるとは思っていませんでした。今まで自分が見てきた先輩方は役者としてだけじゃなくて、主役として、チームの代表として引っ張っていくというイメージがあったので、そんなふうになれたらいいなと思って撮影に入ったんですけど、毎日必死でやっていて、逆に共演者の方たちに支えてもらいながらやらせていただきました」と主演として臨んだ撮影を振り返った。
山本は「最初はどうやって撮るんだろうなって思っていました。プレッシャーはあったんですけど、現場が楽しかったっていうのと、他のキャストの皆さんとスタッフさんに支えられたからこそ頑張れたと思います」とヒロイン・ちよみを演じたことについて語った。
また、山本が「1話ごとに“キュンキュンポイント”が3つあるんですよ」と言うと、中川が「台本のここはキュンキュンさせてっていうポイントにハートマークが付いていて、そこは毎回僕たちもそうですけど、スタッフさんの気合の入り方が違いました(笑)」と説明。
さらに、山本は「最初からぶつかってチューしちゃうんですよ」と第1話の“キュンキュンポイント”を明かした。
“キュンキュンポイント”の演技については、中川が「どれだけ自分の気持ちを乗せられるかだと思っていたので、そこは恥ずかしさは特になくやっていました」と話す一方で、山本は「恥ずかしかったかもしれない(笑)。(合成用の背景の中で)一人で天井を見たりしてせりふを言ってるじゃないですか、景色があったらまた違ったかもしれないですけど」と告白。
最後に中川が「今回の『南くんの恋人』は新しい要素がたくさん詰まっています。ちよみが小さくなってしまうというファンタジーなんですけど、その中にも共感できる部分がたくさんあるし、ちよみと瞬一の関係性はリアルに、うまくできたんじゃないかと思います。ぜひ見ていただきたいと思います」と視聴者に向けてアピール。
山本も「今までの『南くんの恋人』よりも笑えるところがあったりとか、キュンキュンもするし、いろんな世代の方に見ていただけると思います」と作品の出来に自信をうかがわせた。