もう次の用意が進んでいる? iPhone 7用プロセッサの製造が準備中

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すでに次の戦いは始まっている。

世界は来週に控えたiPhone 6s/6s Plusに向けて大忙しでしょうが、もしあなたが2年に1度しか買い替えない人なら、こっちのニュースのほうが気になるかもしれません。

最新機種がまだ発売もしていないのにも関わらず、アップルの中はすでに「その次」への準備がはじまっているようです。そう「iPhone7(仮)」の準備です。初代から数えてついに10代目となる次期iPhone「iPhone 7」の心臓部、プロセッサは既にその製造先が決まったようなのです。

今年まず名前があがったのは、例年どおりのサムスンではなく台湾のTSMCでした。毎年サムスン離れが加速し、発注量を減らすのではと憶測が流れますが、現段階では先に名前があがっただけと考えるほうが賢明な気がします。

噂される次期プロセッサ「A10プロセッサ(仮)」は、過去の予想通りA9の20nmプロセスからシュリンクし、16nmプロセスでの製造になるとのこと。単純に考えれば省電力化が進むことが期待できそうです。

いちユーザーとしてはどこが作ってくれても構わないのですが、歩留まりがよく市場の期待する量の製造をこなしてくれればそれだけで満足です。

むしろ気になるのはやはり製品自体の方で、記念すべき10代目のiPhoneが果たしてどのような製品になるのか。まだ1年先の話でしょうが、今から楽しみです。


source: Cult of Mac via Digitimes

(小山和之)