親戚のおせっかいなおばさん的な…。
先日、満を持してリリースされたWindows 10。意外、と言っては失礼ながら、評判も上々のような雰囲気がありました。
何と言っても特徴的なのは、旧OSを使っていた人も無償でアップグレードしてくれるという点。さすがマイクロソフトさん、太っ腹! なんて思っていたら、どうやら相当懐が深かったようです。
Windows 10へのアップグレードは、いわゆる「予約」が必要なわけですが、The Registerの記事によると、マイクロソフトはWindows Updateを通じて、予約をしていないWindows 7と8.1のユーザーにも、アップグレードファイルをダウンロードさせていた、とのこと。
同社はその事実を認め、「ユーザーがWindows 10にアップグレードしたくなった時にすぐできるように」とのコメントを出しましたが、うーん、親切なのかどうなのか…。
確かに、ある日突然アップグレードされるわけではないにしろ、困るのはその容量。およそ3GBほどあるというファイルは、大容量のストレージを持つパソコンでもなかなかの大きさ。スマホのテザリングやモバイルルーターを使っている人などは、知らぬうちに今月分を使いきってしまった、なんてことにもなりかねませんよね…。
マイクロソフトはこちらのページで、アップグレードや通知を無効化する方法を掲載しています。結構大変そうですが、もうハードディスクがカッツカツなんだよという方はご参考にどうぞ。
source: The Register
James O'Malley - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)