Arstechnicaが、先日に発売された「iPad mini 4」の各種ベンチマークテストの結果を公開しました。
まず、「iPad mini 4」に搭載されているA8プロセッサの動作周波数は1.5GHz(2コア)で、RAMは2GBとなっており、「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」のA8プロセッサの仕様は1.4GHz(2コア)/1GBだった為、同じA8プロセッサでも「iPad mini 4」の方が性能がアップされています。
次に、主にプロセッサの性能を測定するベンチマークアプリ「Geekbench 3」を使ったテスト結果が下記の通りで、マルチコアのテストでは3コアのA8Xプロセッサを搭載する「iPad Air 2」には及ばないものの、CPUの動作周波数通り、「iPhone 6」よりは少し良い結果となっています。
ただ、「iPad mini 4」は「iOS 9」を標準搭載していますが、ベンチマークに利用された他のiOSデバイスのOSのバージョンについては書かれておらず、もしかしたら「iOS 8」でのスコアの可能性もあり、ベンチマークテスト結果はあくまで参考までといった形で見ておくと良いと思います。
動作周波数 | コア数 | RAM | |
iPad mini 4(A8) | 1.5GHz | 2コア | 2GB |
iPad Air 2(A8X) | 1.5GHz | 3コア | 2GB |
iPhone 6(A8) | 1.4GHz | 2コア | 1GB |
iPad mini 2/3(A7) | 1.3GHz | 2コア | 1GB |