Phone Arenaは15日(現地時間)、中国ファーウェイ製の新型「Nexus」デバイスのスペック情報が、新たにGFXBenchベンチマークのデータベース上に確認されたことを伝えています。
今回発見されたデータには、この「Angler」という名称の端末がファーウェイ製であることが明記されていますが、これは新型「Nexus 6」として登場する見込みの次世代Nexusデバイスに与えられた開発コードネームであるとされているほか、先日にはGeekbenchベンチマークのデータベース上にも同名の端末の情報が発見されています(過去記事[1]、[2])。
以下は、今回判明したAnglerの主なスペック。
OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 5.7インチ WQHD(2560×1440)ディスプレイ |
SoC | Qualcomm 1.9GHz 64-bit オクタコア Snapdragon 810 |
GPU | Adreno 430 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
メインカメラ | 1300万画素 |
フロントカメラ | 800万画素 |
概ねこれまでにリークされてきた情報と合致するスペックと言えますが、やはりSoCには「Snapdragon 810」が採用されていることが明記されています。
一方で、同時発表が予測される新型「Nexus 5(Bullhead)」には「Snapdragon 808」が搭載される見込みとされており(過去記事)、どうやら両モデルの間には明確な性能差が存在することとなるようです。
先日Geekbenchのデータベース上に発見された「Angler」のデータ
Anglerにおいては一般的なスマートフォンにも搭載される各種センサー群に加え「気圧計」も実装されているようですが、気圧に関する新機能などが実装されるのでしょうか。
なお、これまでの情報によると、AnglerおよびBullheadは米サンフランシスコにおいて9月29日にも正式発表され、10月13日より予約受付が開始される見込みとのこと(過去記事[1]、[2])。現時点で発表イベントの開催は一切告知されておらず、続報に期待と注目が集まります。
[GFXBench via Phone Arena]