バイオハザードシリーズから異色の対戦シューティングゲーム『バイオハザード アンブレラコア』発売決定! | ニコニコニュース

『バイオハザード アンブレラコア』公式サイトより。
おたぽる

『バイオハザード』シリーズといえば、アンブレラ社が秘密裏に開発していた生物兵器による「生物災害(バイオハザード)」が引き金になり、その脅威が拡散されてしまった世界で、感染した人間やさまざまな生物がゾンビ化し、襲い掛かってくるホラーアクションアドベンチャーゲームだ。ゲームを始めたらゾンビが現れ、よくわからず逃げた先で凶暴化した犬に襲われていきなりゲームオーバー、の経験をした人も多いだろう。

 その新作である、『バイオハザード アンブレラコア(以下、『アンブレラコア』)』が発表されたのだが、この作品は今までのような物語性のある作品ではない。『アンブレラコア』は、eスポーツのように煮詰められた濃厚な対戦シューティングゲームなのだ。バイオハザードの世界ならではの要素をゲーム性に取り込みつつも、プレイヤーの戦いそのものが物語になる。

 バイオテロの被害にあった地域や、アンブレラの研究施設は封鎖区域とされているが、治療薬開発の利権、あるいは生物兵器開発を目論む企業各社の思惑のため、プレイヤーはそこに潜り込む兵士として行動する。そのため、敵は感染者だけでなく他社の傭兵も含まれるのだ。

 新しい兵器として「ゾンビジャマー」(強烈な電磁波でゾンビの感覚を麻痺させ、事実上自分を「視えなく」する)、「ゾンビアイゼン」(踏み潰しによる頭蓋の破壊を容易にする)など、感染者をほぼ無力化するものが増えており、生きている人間=敵傭兵が一番の強敵となる。しかし、敵傭兵の「ゾンビジャマー」を破壊してしまえば、感染者の群れに相手を襲わせることも可能。自分で戦略を考え、さまざまな方法で、封鎖区域で生き残ることを目指していくのだ。

 シンプルな勝敗に向けて、技量と戦略の限りを尽くして競う「競技用(コンペティティブ)シューター」である『アンブレラコア』。バイオハザードシリーズの中では異色作である今作を、「東京ゲームショウ2015」にて全世界で初めて体験できるとのこと。カプコンの特設サイトでは、優先試遊権プレゼントも実施中なので、いち早く対戦してみたい人は是非足を運んで欲しい。


カプコン「東京ゲームショウ2015」特設サイト  http://www.capcom.co.jp/tgs/
『バイオハザード アンブレラコア』公式サイト http://www.capcom.co.jp/bioUC/