【ベルリン時事】難民らの流入を阻止するため封鎖されたハンガリー南部の対セルビア国境で16日、ハンガリーの警官隊が、セルビア側にいる難民らに対し、催涙ガスや放水で応じた。
DPA通信などによると、セルビア側で足止めを余儀なくされている難民ら数百人が「(国境を)開けろ、開けろ」と騒ぎ、ハンガリー側に石や瓶を投げ込んだ。これを受け、警官隊は催涙ガスなどで対応した。上空には警察のヘリコプターが旋回し、物々しい空気に包まれた。