【ロサンゼルス時事】米カリフォルニア州バークリー市議会は15日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設に反対する決議を採択した。

 決議では、住民の生活や、辺野古沿岸部の埋め立てに伴う生物への影響を懸念。世論調査で県民の80%が移設に反対している現状を指摘し、「沖縄の人々への支援」を表明した。

 また、国防総省に文化財保護法の順守を求めるとともに、連邦議会に対応を要求した。市議会はオバマ大統領に決議文を送付する。