【平壌共同】北朝鮮の平壌で15日から17日までシルム(朝鮮相撲)の全国大会が開かれた。17日には無差別級の決勝が行われ、優勝者には慣習に倣って体重1100キロの牛と金の鈴が贈られた。

 シルムは朝鮮半島に古くから伝わる伝統競技。日本の相撲にも似ているが、「サッパ」と呼ばれる腰に巻き付けたひもをつかみ合った状態で取組が始まり、3本勝負で行うのが特徴。

 優勝した平安北道の趙明進選手(35)は2008年に3位となったベテラン。「相撲をはじめ、さまざまなスポーツに積極的に参加し、丈夫な体で強盛国家建設に貢献したい」と話した。

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