Siriさんには負けてられないコルタナさん。
マイクロソフトが車専用のWindowsのコンセプトを発表したのは昨年のこと。当時、ユーザーはどのように使うのか、詳細には触れられませんでした。が、今回それが明らかに。鍵はマイクロソフトの音声デジタルアシスタント「Cortana(コルタナ)」です。
今週、台湾で行なわれたマイクロソフトのイベントにて、マイクロソフト・アジア太平洋リサーチのSamuel Shen氏が、コルタナ対応のカーシステムを開発中だと発表しました。コルタナが搭載されることで、地図の操作やスケジュールの確認など、ハンドルから手を動かすことなく、道路から目を離すことなくできるってわけです。
システムは今はまだまだプロトタイプという段階。マイクロソフトは過去にカーシステム開発を手助けしたことはありますが、統合システムを作るのはなかなか試行錯誤しているとか。とはいえ、開発は順調に進んでいるようです。Shen氏は、高コストが原因で今までこのようなシステムをリリースできなかったとしながらも、台湾の提携企業と相談して今後の可能性を模索していきたいと語りました。
コルタナさんの活躍の幅が広がるかどうかは、敏腕マネージャーにかかっています。
source: Taipei Times via Verge
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(そうこ)