GizmoChinaは16日(現地時間)、中国ファーウェイ製の次世代フラッグシップ級SoC「Kirin 950」の登場時期について、新たな情報を入手したと伝えています。
先月初旬には年内にも登場する可能性が有力視されていたKirin 950ですが(過去記事)、新たにリークされた情報によると、早ければ10月中にも正式発表される見込みとのことです。また今回、「Huawei Honor 7 Plus」および「Huawei Mate 8」が、それぞれKirin 950を搭載する端末として年内にも市場に投入される可能性も指摘されました。
先日にはKirin 950の詳細なスペック情報がリークされており(過去記事)、英ARMの次世代高性能CPUコア「Cortex A72」と省電力性に優れるCPUコア「Cortex A53」から構成されるオクタコアSoCとなるほか、その他の要素についても総合的に高い実力を誇るチップとなる可能性が指摘されています。
先日リークされた「Kirin 950」の詳細なスペック
また、純粋な性能についても、過去にはファーウェイのCEOによって米クアルコムおよび台湾MediaTek製の製品を上回る性能を実現することが豪語されているほか、先日には「Exynos 7420」の性能をも越えていることを示唆するベンチマークスコアもリークされており(過去記事)、もし予測通りに年内に登場したならば、“2015年最強のSoC” となることが期待されます。
とはいえ残念ながら、現時点ではファーウェイからKirin 950の発表時期について確定的な情報は開示されていません。仮に10月に発表が予定されていえるのであれば近日中にも何らかの告知が行われることになりそうです。
[GizmoChina via Phone Arena]