画像はFire TV Gaming Edition
Apple TVの強力なライバルか。
皆さん、新型Apple TVの発表は見ましたか? 動画ストリーミングデバイスにゲームやタッチパッド搭載コントローラーという概念を持ち込んだのは素晴らしかったのですが、その完成度は「あれ、こんなもんかな…?」と思った人もいたかもしれません。
しかし、アマゾンの新型Fire TVはひと味違います。新型Apple TVで見送られた4K解像度ビデオをサポートし、上の画像の本格ゲームコントローラーもオプションで付属。まさに隙無しなデバイスとなっています。
上の画像がFire TV Gaming Editionです。本体には64ビットのMediaTekプロセッサを搭載し、前モデルから75%高速化。ストレージは8GBで、付属する32GBのmicroSDにはShovel KnightとDisney's Ducktalesという2つのゲームが内蔵されています。
その他にもアマゾンのスピーカー「Echo」のパーソナルアシスタント「Alexa」も搭載されています。Alexaは気になるスポーツのスコアや天気予報、交通情報を収集したり、声で好きな動画や音楽を探しだして再生することもできます。
価格は139.99ドル(約1万7000円)で、10月5日から出荷予定です。
こちらはノーマルバージョンのFire TVで、基本スペックはFire TV Gaming Editionと同じ。コントローラーは省略されリモコンのみが付属し、micro SDカードのゲームはついてきません。ストレージは8GBでmicroSDカードスロットにも対応。
価格は100ドル(約1万2000円)で、こちらも10月5日から出荷予定。
そしてこれが、Fire TV Stick。テレビのHDMIポートに指すドングルタイプのストリーミングサーバーです。パーソナルアシスタント「Alexa」にも対応。ストレージは8GBです。
価格はノーマルリモコン版が39ドル(約5,000円)でボイスリモコン版が49ドル(約6,000円)、10月22日から出荷予定です。
source: Amazon、Cult of Android
(塚本直樹)