【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は16、17両日開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、事実上のゼロ金利を維持し、利上げを見送った。会合後に発表された声明は「最近の世界の経済・金融情勢が(米国の)経済活動を幾分制約し、短期的にインフレの下押し圧力となる可能性がある」と懸念を表明。海外の情勢を注視すると明記した。決定は賛成が9人、反対が1人。