今国会の最大の争点となっている「安保法案」が9月19日未明、参議院本会議で可決、成立した。投票総数238のうち、賛成は148票、反対は90票だった。
採決は記名投票で行われた。山本太郎議員(生活)が、独自の牛歩戦術を展開。壇上で「違憲立法をしてまで自分が議員でいたいのか」と叫び、議長に促される中、最後に投票をした。
国会周辺では、法案に反対する学生グループ「SEALDs」のメンバーらがデモを繰り広げた。可決後も「採決撤回」「賛成議員を落選させよう」「憲法守れ」などのコールを繰り返していた。
採決の模様はニコニコ生放送などで中継された。
(弁護士ドットコムニュース)