中条あやみ、野村周平・古川雄輝・間宮祥太朗ら出演映画ヒロインに決定「監獄のようでした」 | ニコニコニュース

中条あやみ、野村周平・古川雄輝・間宮祥太朗ら出演映画ヒロインに決定「監獄のようでした」(C)2016『ライチ☆光クラブ』製作委員会【モデルプレス】
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【モデルプレス】モデルで女優の中条あやみが、俳優の野村周平・古川雄輝・間宮祥太朗らが出演する映画『ライチ☆光クラブ』(2016年正月第二弾)のヒロイン役に抜てきされたことが18日、わかった。

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同作は、古屋兎丸氏のロングセラーとなった同名コミックを映画化。黒い煙と油に塗れた町「蛍光町」と廃工場の秘密基地「光クラブ」を舞台に、大人になることを拒んだ美しい少年たちの愛憎と裏切りの物語を、ダークな世界観で描く。

中条は、少年たちの女神として囚われる美少女“カノン”役に決定。昨年12月末に富士山の麓の廃工場で行われた撮影を振り返り、「ストーブをつけることが出来ず、 薄暗く、暖も行き届かない工場の中は、監獄のようでした(笑)」とコメント。極寒の中クレーンに吊るされ、水に沈められるという体当たりのシーンにも挑戦した。

メガホンを握った内藤瑛亮監督は、「期間中毎日、長時間行われた撮影は、体力的にも過酷な撮影でしたが、一切弱音をはかないタフさに感心しました」と中条の女優魂に脱帽。「美しさと意志の強さを併せもっていて、カノンをいま演じられるのは彼女しかいなかった」と絶賛している。

また、中条は、紅一点のヒロインについて「不思議な魅力を放つ“カノン”というキャラクターに共感できる部分もあり、また憧れも感じた」と印象を語り、「実際に現場で演じてみて、この作品の中で“カノン”がとても重要な役だと改めて認識し、不安になりました」とプレッシャーも感じたそう。それでも「内藤監督は、いつも優しく丁寧に指導してくださったので、キャラクターの内面を考えながら演じる事ができました」と自信をのぞかせた。

◆初の国際舞台へ

同作は10月1日から10月10日まで韓国で開催される第20回釜山国際映画祭でワールドプレミア上映されることも発表されており、中条はオープニングセレモニーとレッドカーペットへの参加が決定。アジア最大規模を誇り、今年で20周年を迎える同映画祭にて、過去『凶悪』、『渇き。』などが招待された「ミッドナイト・パッション部門」で上映される。(modelpress編集部)

■中条あやみコメント


昨年の12月末に、実際の廃工場で撮影をしていたのですが、 とてつもなく寒くて、皆で限られたストーブを囲んで暖をとっていました。

撮影中は音が入ってしまうので、ストーブをつけることが出来ず、 薄暗く、暖も行き届かない工場の中は、監獄のようでした。(笑) 原作を読ませて頂いた時、 不思議な魅力を放つ“カノン”というキャラクターに共感できる部分もあり、また憧れも感じて、この役を演じたいと強く思いました。

実際に現場で演じてみて、この作品の中で“カノン”がとても重要な役だと改めて認識し、不安になりましたが、内藤監督は、いつも優しく丁寧に指導してくださったので、キャラクターの内面を考えながら演じる事ができました。

男の子たちのキャラクターも一人一人個性があり、奇抜でとてもカッコいい 世界観をもつ映画に仕上がっていると思います。このチームでこの『ライチ☆光クラブ』のカノンを演じさせて頂いたことに感謝しています。