9to5Googleは17日(現地時間)、米グーグルが近日中にも「Google Chromecast」の後継モデルを発表する見込みと伝えています。
9to5Googleが入手した内部資料(一部抜粋)
今回、9to5Googleが入手したグーグルの内部資料により、Chromecastの後継モデルにおいては多くの新機能が実装されることが判明しました。公開された画像からは、機能面のみならず外観についても現行モデルから大きく変更されている様子がうかがえますが、どうやらカラーバリエーションにはブラック、レッド、イエローの3色が用意されているようです。
まず、新型モデルにおいては、ドングル型のデジタルメディアレシーバーの “肝” とも言えるWi-Fi通信能力が向上することとなり、新たに「802.11ac」規格への対応を果たすとされています。
また「Fast Play」と呼ばれる、スマートフォンやPCなどからChromecastに対してより高速かつシームレスなコンテンツデータを送信することを可能にする新機能や、AUX端子を通じて接続することによりあらゆるスピーカーやオーディオシステムにChromecastの機能を提供する新機能「Chromecast Audio」なども実装される模様です。
9to5Googleが入手した内部資料(一部抜粋)
そのほか、Chromecastを接続したスクリーン上にSNSなどから受け取ったフィードを表示する機能なども追加されるほか、Chromecast自体もスペックアップしている見込みとされていますが、詳細なスペックや価格などについては判明していません。
なお、次世代「Nexus」シリーズとともに9月29日に正式発表されることが予測されていますが、現時点では未だにグーグルからイベント開催の告知などは一切行われていない点が少々気がかりではあります。もしかすると週明けにも何らかの情報が開示されることになるかもしれませんので、引き続きグーグルの動向には要注目です。