バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。様々な点で比較され続けている2選手だが、かつてバルサとレアルの両クラブでプレーした経験を持つ元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏は、比較すること自体に苦言を呈した。スペイン紙『マルカ』が17日に報じている。
同日に行われたリーガ・エスパニョーラ大使のイベントに出席したフィーゴ氏。2015年度のFIFAバロンドール受賞者を、「ここ数年と変わらない。C・ロナウドかメッシだろうね」と予想すると、「彼らの関係は白トリュフとキャビアのようなものだ。比較することが間違っている」と指摘した。
また、「2人の差は調子次第だ。我々は彼らのクオリティを楽しめばいい。比較しなくてもね」と、自身の考えを口にし、ただ2人のプレーを楽しむよう提案している。
なお、2015年度のバロンドールは来年の1月11日に、スイスのチューリッヒで発表される。