人気アニメ番組「サザエさん」(フジテレビ系)の磯野フネ役を長年務めてきた声優の麻生美代子が9月いっぱいで"卒業"することが18日に発表された。
1969年10月の初回放送から46年間にわたって"日本のお母さん"を演じてきた麻生は現在89歳。高齢であることを考慮し、番組が47年目に入る節目に交代することが決まったようだ。
他に「アルプスの少女ハイジ」や「キャンディ・キャンディ」などにも出演し多くの作品で印象に残る役を演じた麻生だが、43歳の時に出会った「サザエさん」が当たり役となり、"フネさんの声を聞くとホッとする"という隠れファンも多かったようだ。
フネさんの声が変わると聞いたファンは、
『そんなご高齢だったとは・・・』
『1つの仕事を46年続けるというのは、すごいことです』
『波平さんに続いてフネさんも声優さんが変わるのは、寂しい』
"感謝の思い"と共に、寂しさをにじませた。
ちなみに、テレビ東京のバラエティー番組「和風総本家」(テレ東系他)のナレーションはこれまで通り麻生が担当するそうで、この件については同番組の構成を担当する放送作家・伊藤正宏が自身のツイッターで回答。フネの役は10月から寺内よりえに交代するそうだ。