昨年12月から資本業務提携を行ってきたコンビニチェーン2社、ローソンとポプラが、山陰地方における新店舗ブランド「ローソン・ポプラ」を新設しました。共同運営会社も設立し、今年11月には先行実験店をオープンします。
山陰地方では少子高齢化が進むほか人口の減少も予想され、購買力が流出して地元小売業の店舗撤退が顕著になってきているとのこと。山陰地域ではコンビニに対して地域生活インフラとしての社会的要請が高まっていると両社は考え、新ブランドを新設しました。
「ローソン・ポプラ」では両社が持つ店舗インフラ・配送インフラを共通化させていき、効率性の高い店舗運営体制を整える予定です。ブランドの推進にあたってはローソンFCパッケージを活用し、ポプラの強みである”ポプ弁”も販売を継続します。本年11月に先行実験店2店舗をオープンし、取り組み成果を検証していく計画です。
さらに既存のポプラ加盟店は、「ローソン・ポプラ」へ切り替えるか従来のポプラブランドを継続するか自由に選べて、商圏(店舗に集客できる範囲)に合った店舗ブランドが選択できるようになります。2016年春以降、「ローソン・ポプラ」への移行を希望するポプラ加盟店舗においてブランドチェンジを促進していく予定です。