スクウェア・エニックスは,東京ゲームショウ2015の一般公開日初日となった2015年9月19日,オンラインRPG「ドラゴンクエストX」(PC / Wii U / Wii。以下,DQX)のステージイベント「ドラゴンクエストX TV 東京ゲームショウ2015 出張版スペシャル その1」を開催した。本稿では,実装迫る新コインボス「ドン・モグーラ」の討伐に出演者達が挑戦した,同ステージの模様をお伝えしよう。
ちなみにこのステージは,ニコニコ生放送で毎月配信されている公式番組「ドラゴンクエストX TV」をステージイベント化したもの。本日開催された“その1”に続いて,最終日である9月20日に“その2”が開催される予定だ。
ドン・モグーラは,「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」(ニンテンドー3DS / iOS / Android)より登場した巨大なモグラのモンスターである。DQXでは「魔法の迷宮」に登場する新たなコインボスとして,9月24日に実装される予定だ。
今回のイベントでは,出演者達がパーティを組んで,ドン・モグーラ討伐に2回チャレンジ。残念ながら,いずれも惜しいところで討伐失敗となってしまったが,そのバトルからいくつかドン・モグーラの特徴が判明したので,詳しく記しておこう。
まずドン・モグーラの基本行動は,「モグラの子分」の召喚,ハープを使って敵味方を問わず全員を混乱させる「芸術スペシャル」,広い範囲を攻撃する「大地ゆらし」,“落とし穴”を生み出してプレイヤーを転倒させる「グレイブホール」などである。
ドン・モグーラは,自身の体力の減少に反比例する形で,通常状態,緑アフロ,黄アフロ,赤アフロへとそのスタイルを変化させてどんどん強くなっていく。
黄アフロになると,今度は「呪文テンションバーン」状態となって,プレイヤーが魔法ダメージを与えるたびにテンションが上がるようになる。この時,ドン・モグーラが召喚する仲間はモグラの子分よりも強力な「モグラのエリート」だ。
最終形態の赤アフロは「テンションバーン」状態で,物理・魔法を問わず,プレイヤーがダメージを与えるとテンションが上がっていく。この時に最も厄介なのが,「エル・マーマン」「クレイジー・プック」「ミスター・シャウト」という,攻撃手段の異なる3体の仲間を召喚することである。
そのほか今回のバトルでは,ドン・モグーラの各種テンションバーンが「零の洗礼」では打ち消せないこと,大地ゆらしは効果範囲こそ広いがジャンプで回避できること,ドン・モグーラは体力が少なくなると大地ゆらしと芸術スペシャルがそれぞれ「真・大地ゆらし」と「真・芸術スペシャル」になり,それぞれ効果が高まることなどが分かった。
気になるドン・モグーラ討伐成功時の報酬は,体力を大きく上昇させるアクセサリー「大地の大竜玉」で,既存の「大地の竜玉」を伝承合成できるという。
ちなみにドン・モグーラは,実装日の9月24日より1週間は,「ふくびき」の景品として提供される「ドン・モグーラコイン」でしか召喚できない。これは当初の予定よりも実装が1週間前倒しとなったことと関係しており,「ドン・モグーラカード」は10月1日から提供される予定。同じ理由で,10月1日にならないと,ドン・モグーラは討伐しても(コインボスのドロップアイテムである)「宝珠」をドロップしないことも覚えておこう。
さて,堀井雄二氏らをゲストに招いて開催される“出張版スペシャル その2”では,DQXの新情報が公開される予定だ。もちろん4Gamerでは,本稿同様にその模様をレポートするので,ぜひ期待してほしい。
リンク:「ドラゴンクエストX」公式サイト
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