[Jステーション-広島HOMEテレビ]2015年9月9日放送で、9月5日に福山で開かれた、イスを使ったレース「いす1グランプリ」を取り上げていました。
イスに載った選手たちが、一斉に地面を蹴って進む。福山市元町の「宮通り商店街」で行われた「いす1グランプリ」です。
3人1組の24チームが事務用のイスを使い、選手を交代させながら、2時間で130メートルのコースを何周できるかを競います。開始20分で、早くも倒れ込む選手が続出しました。
優勝目指し特訓を積むチームも!災害救助のスタイルで参加した県警チーム、過去9回出場し4回優勝している、事務用イスメーカーのコクヨチームは、会社で一番早いという、病院の看護師用のいすを使って参加していました。
そんな中、市政100周年をPRする旗を身にまとっているのが、地元福山市役所Aチームです。大会前日には、1時間だけですが特訓を積み、イスを低くして力を入れやすくするなど、コツをつかんでいました。
福山氏チームの監督も、今回の人選にはこだわりがあるのだとか。普段からイスに座る姿勢の悪い職員を選ぶことで、自由自在に動けるのではないかと踏んだのだそうです。
このイベントは、商店街活性化の為5年前に京都で始まり、全国に広がりを見せています。
優勝は大阪のチーム!10万円相当のイスを贈呈レースの後半になると、転倒する人や足を攣る人が続出。日頃鍛えている警察官も根を上げました。精鋭を揃えた福山市役所Aチームは、残念ながら9位に終わりました。
優勝を獲得したのは、153周した、大阪のチームでした。優勝賞品として、1人10kgのお米と、10万円相当のイスが贈呈されました。
思いのほかきつそうなイスレースでしたが、活気があって楽しいイベントでもありました。地元商店街の活気が戻るきっかけになるといいですね。(ライター:haruhana)