20日、ドイツ・ベルリンで、記者会見するケリー米国務長官(ロイター=共同)
共同通信社

 【ベルリン共同】ケリー米国務長官は20日、内戦が続くシリアなどから難民や移民が欧州に押し寄せている問題を受け、世界から2016年に8万5千人、17年には10万人の難民を受け入れる考えを示した。ドイツのシュタインマイヤー外相とベルリンで会談後、記者会見し述べた。AP通信が伝えた。

 オバマ米大統領は16会計年度(15年10月~16年9月)中に、シリア難民1万人を米国に受け入れる準備を進めるよう政府の関係部局に指示していた。

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