日本が世紀の番狂わせ=南ア下し、24年ぶり勝利―ラグビーW杯 | ニコニコニュース

 【ブライトン(英国)時事】エディー・ジャパンが「世紀の番狂わせ」を演じた。ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会第2日は19日、英国各地で1次リーグが行われ、B組の日本はブライトンで優勝候補の一角、南アフリカと対戦し、34―32で逆転勝ちして初戦を金星で飾った。日本の勝利は1991年大会のジンバブエ戦以来24年ぶり。FB五郎丸(ヤマハ発動機)が24点をマークした。

 日本は前半からFW戦で互角の戦いを見せ、五郎丸の1PGとリーチ(東芝)のトライ(ゴール成功)で10―12と小差で折り返した。後半も五郎丸の4PGと自らのトライ(ゴール成功)で食い下がり、3点を追う試合終了間際にヘスケス(サニックス)が左隅に逆転トライを決めた。

 過去2度優勝の南アフリカが1次リーグで敗れたのは、2003年大会のイングランド戦以来で2度目。

 日本は23日にグロスターでスコットランド、10月3日にミルトンキーンズでサモア、同11日に再びグロスターで米国と対戦する。

 D組では前回準優勝のフランスがイタリアを32―10で下し、アイルランドはカナダに50―7で大勝してともに白星発進。C組のジョージアはトンガに17―10で勝った。