7月28日の阪神戦に先発し、3018試合のプロ野球最多出場記録を達成。記念ボードを掲げる中日・谷繁=ナゴヤドーム
共同通信社

 3018試合のプロ野球最多出場記録を持つ中日の谷繁元信監督兼捕手(44)が今季限りで現役引退することが14日、分かった。球団関係者が明らかにした。来季からは監督に専念する。谷繁捕手は「気持ちは固まっている。そのときがくればお話しします」と話している。

 谷繁捕手は島根・江の川高(現石見智翠館高)から1989年にドラフト1位で大洋(のちの横浜、現DeNA)に入団。同年4月に代打で初出場した。98年には横浜の日本一に貢献し、ベストナインに輝いた。2002年からはFAで移籍した中日でプレーし、13年に通算2千安打を達成。昨季から選手兼任監督を務めている。

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