インテルのサネッティ副会長、好調にも緩まず「スタートしただけ」 | ニコニコニュース

インテルの副会長を務めるサネッティ氏 [写真]=Inter/Getty Images
サッカーキング

 日本代表DF長友佑都の所属するインテルのOBで、現在は同クラブの副会長を務める元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティ氏が21日、イタリアのラジオ局『RTL』の番組に出演した。同日、イタリアメディア『calciomercato.it』がサネッティ副会長のコメントを伝えている。

 ここまでセリエAで4戦全勝と、首位でシーズンをスタートしたインテル。サネッティ副会長は、「私が思うにシーズンとは長いもので、我々はまだスタートしただけにすぎない。まだ長い道のりが待ち受けているが、現状には満足している。今後、難しい瞬間を迎えると知りながらも、自分たち自身をしっかり見つめ、成長を求め、困難に立ち向かう準備をする必要がある」と、満足感を示しながらも気を引き締めている。

 同クラブは今月18日、ゼネラル・マネージャー(GM)を務めていたマルコ・ファッソーネ氏の退任を発表。同日付のイタリア紙『トゥットスポルト』は、サネッティ副会長がより重要な役割を担うことになるとの見方を示していた。

 同副会長は、「私はすでに副会長を務めている。別の分野からクラブを支える機会を与えられ、満足しているんだ」と噂を否定すると、「我々はインテルの将来のためにベストを尽くすんだ」と、今後への意気込みを口にしている。

 インテルは23日、リーグ戦第5節でヴェローナと対戦する。