日曜日のTechCrunch Disruptハッカソンでステージに登った最年少の共同ファウンダーたちは、9歳のKieran Mannと10歳のRohan Chopraだ。2人はBeanstocksというアプリの鮮やかな売り口上で観衆を魅了した。両親が子供達の小遣いなどの支払いを、本物の銀行口座に結びつけて管理できるアプリだ。
Beanstocksには親と子それぞれのバージョンがあり、ママやパパは部屋の掃除など繰り返し発生する子供への支払いを設定して、簡単に支払いができる。
「貯金箱は前世紀の遺物」とMannは壇上で訴えた。ファウンダーたちが頭に描いたのは、子供達が小さい時から本物の銀行口座に慣れ親しんでいる状況だった。このアプリを使って若きユーザーは現金の出入りを追跡し、お金の使用状況を管理できる。
Chopraは私に、銀行口座と結びつけることで親たちは現金がないから毎週の雑用の報酬を払わないなどというつまらない言い訳ができなくなると話した。必要なのは、Beanstocksのトグルをタップして与えたい金額を設定することだけだ。
MannとChopraはふたりともモノを作るのが大好きな小学生同士だ。2人はこれが初のハッカソンへの参加だそうだが、登場した時の落ち着きぶりからはとても想像できなかった。彼らはアプリの様々なワークフローを私に見せてくれ、実に説得力のある口上の最中も、どんな改善ができるかを2人で話しあっていた。
MannとChopraはこれでBeanstocksが完成したとは思っておらず、数々の機能追加を楽しみにしているようなので、2人が次に何をするか目が離せない。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)