JR西日本金沢支社は27日、北陸新幹線の白山総合車両所(石川県白山市)を一般公開するイベントを開催する。新幹線車両全般検査の際に行う車体昇降の実演をはじめ、さまざまな展示・実演で新幹線の運行を支える車両所の役割を紹介する。
W7系の床下見学やトラバーサー実演など、車両所ならではの催しも実施。先頭車両の前で制服姿の記念撮影ができるコーナーも設ける。その他、新幹線の安全運行を支える除雪車・保守用車の展示、軌道自転車試乗、ミニ新幹線運行、パネル展示、新幹線グッズ販売などの企画が用意される。イベント中、白山総合事務所の1階を食事・休憩スペースとして開放するほか、車両所を一望できる屋上も特別に開放するとのこと。
当日は白山総合車両所の最寄り駅である加賀笠間駅に停車する臨時列車が設定され、金沢~大聖寺間と金沢~美川間で各2往復運転される。加賀笠間駅から会場までは徒歩約20分となっている。
(佐々木康弘)