総統がパソコンでググってる!「ヒトラーが現代に蘇ったら」をリアリティたっぷりに描いた映画「帰ってきたヒトラー」 | ニコニコニュース

総統がパソコンでググってる!「ヒトラーが現代に蘇ったら」をリアリティたっぷりに描いた映画「帰ってきたヒトラー」
カルラボ -CultureLAB.-

まさかこれを映画にするとはな!

1945年のドイツで、地下の総統府で自害したとされているナチス・ドイツの指導者 アドルフ・ヒトラーが、なぜか2011年のドイツに出現する!

ティムール・ヴェルメシュの風刺小説「帰ってきたヒトラー」が、まさかの映画化が決定!2015年10月8日からドイツでの公開が予定されています。

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■現代に復活したヒトラー、コメディアンから政界へ……!?

地下壕で自殺したヒトラーが目を覚ますと、そこは2011年のベルリンだった。

人々からは「ヒトラーそっくりのコメディアン」だと思われ話題になる一方で、持ち前の知能で「自分が未来へタイム・トラベルしたこと」を把握して、やがてはテレビ番組の人気コメディアンとなって民衆の心を掴み、現代のドイツ政界への出馬を模索するといったストーリーが展開されます。

しかし、その矢先になぜか「ドイツを侮辱したな!」とネオナチから因縁をつけられて襲撃されてしまいます。「ネオナチの暴力に屈しない男」として賞賛されるヒトラー!各政党から引く手あまたとなるヒトラー!

ヒトラーの行く末はどうなるのか……!? 明日はどっちだ!?

ゾンビナチス、月面ナチスなど、ナチスが敵になる映画は引きも切らずに作られていますし、Amazon製作のドラマ「高い城の男」はナチスドイツに占領されたアメリカが舞台。また、あの素晴らしきカルト映画「カン・フューリー」でもヒトラーを悪役に据えて好き放題に暴れさせておりましたが、こちらはヒトラーが現代ドイツに降臨して時代の変化を目の当たりにするという比較的穏やかな作品。

原作小説を読んだ時から「めちゃくちゃおもしろいけどこれは流石に映像化は無理だろうなぁ」と思っていただけに、ぜひとも日本でも劇場上映してほしいものですが、いろんな意味で危険な事になりそうな本作。さぁあちらでの上映やその後の評判はどうなるのでしょうか。

それにしても、まさか本当に映画を作ってしまうとは……驚きと戦慄を禁じえません。ドイツ映画界すごい。
 

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