鳥取県境港市を訪れ、貨物船「玉栄丸」爆発事故の慰霊碑に供花される秋篠宮家の次女佳子さま=21日午後(代表撮影)
共同通信社

 秋篠宮家の次女佳子さま(20)は21日、第2回全国高校生手話パフォーマンス甲子園の開会式などに出席するため、民間機で鳥取県を訪れ、境港市で戦時中に起きた貨物船「玉栄丸」爆発事故の慰霊碑に供花された。

 紺色のワンピースにグレーのジャケット姿の佳子さまは、沿道に集まった多くの人の視線が集まる中、慰霊碑に白い花束を神妙な面持ちで供え、深々と頭を下げた。

 境港市によると、事故は1945年4月23日午前7時40分に発生。岸壁で陸軍の徴用船だった玉栄丸から荷揚げ中の火薬が爆発し、周辺の住民ら115人が死亡、約300人が重軽傷を負った。原因は分かっていない。