体調不良のため休養中の女優・川島なお美(54)が23日、自身のブログを更新。この日、降板を発表した舞台『クリスマス・キャロル』の代役が発表されたことを受け、改めて謝罪の言葉を述べ、共演者にメッセージを送った。
「お詫び」と題したエントリーで、川島は「ミュージカル『クリスマス・キャロル』を自身の体調不良のためやむを得ず降板せざるをえない状況になりました。誠に申し訳ございません」と降板について謝罪。「関係者すべての方々に多大なるご迷惑ご心配をおかけましたこと、心よりお詫び申し上げます」とつづった。
続けて、共演予定だった川崎麻世へ「フットルース以来またご一緒できると楽しみにしていたのにごめんなさい」、吉田要士にも「一番の戦友のあなたと今回はご一緒できず悲しいけど、また一緒にやろうね」とエールを送る。
そして、自身の代役を務める渡辺めぐみへ「出演を引き受けるまで、相当な葛藤と不安を抱かれた中での決断だったとのこと。じゅうぶんなキャリアだけでなく同年代で私のことも理解していただけるめぐみさんにやっていただけるのであれば安心です」と感謝し、「初演、再演と、二年間で私が演じ積み上げてきたこの三役の魂をすべて彼女にお預けしたいと思います」と思いを託した。
ブログの最後には、「私からのお願い」として、「この公演が拍手喝采の中、無事に全国24都市、全28公演の千秋楽を迎えることが私の一番の望みでございます。皆さま、どうかお力添えいただけますように。何卒よろしくお願いいたします」と呼びかけた。
この日、都内で行われた同舞台の記者会見で、代役を務める渡辺は「一生懸命、自分ができる精一杯のことをやれたら。バトンを受けたと思い、そのバトンを落とさないよう頑張ります」と意気込み、川島に向けて「今は治療の方に専念していただいて、一日も早く笑顔で舞台の方に復帰してほしい」とエール。川崎も「なお美ちゃんがいなくても、僕たちの力で『クリスマス・キャロル』をなお美ちゃんの分までがんばりたい」と、言葉に力を込めた。