警官逮捕で署長会議=貴志本部長「痛恨の極み」―埼玉県警

 埼玉県朝霞市の民家で男性を殺害したとして県警浦和署の巡査部長中野翔太容疑者(31)が逮捕された事件を受け、県警は23日、臨時の署長会議を開いた。貴志浩平本部長は「県警史上、例を見ない事件で痛恨の極み。失われた信頼を回復するには、警察の使命を果たすこと以外にない」と訓示した。

 署長会議には、県内39署の署長や県警本部の幹部ら約120人が出席。再発防止に向け、部下の身上把握に努めることや、指導を強化することなどを話し合った。