【ロサンゼルス時事】米スポーツ専門局ＥＳＰＮは２２日、プロボクシングで世界６階級制覇を果たしたマニー・パッキャオ（３６）＝フィリピン＝の復帰戦が来年２月にも米ラスベガスで行われると報じた。パッキャオは、「世紀の対決」と呼ばれた５月２日の世界ウエルター級王座統一戦でフロイド・メイウェザー（米国）に判定負け。直後に右肩の手術を受けた。
パッキャオのプロモーター、ボブ・アラム氏がＥＳＰＮに対し、「年末までにトレーニングを始められるだろう。順調に行けば来年２月に試合が組める」と語った。パッキャオはフィリピンで上院選出馬を目指しており、復帰戦は選挙日程を考慮し、遅くとも４月半ばまでに行われる見込み。
アラム氏はパッキャオがあと１、２試合で引退するとの見通しも示した。