みなさん覚えてます?
刺激惹起性多能性獲得(Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency)細胞ことSTAP細胞。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター細胞リプログラミング研究ユニットリーダー小保方晴子さんらによって発表され、再生医療等への活用が期待されていました。
しかし、論文の発表直後から、追試実験が成功しないことや論文に多くの不備があることが指摘され、理化学研究所によって内部調査が行われた結果、STAP細胞だとしていたものはES細胞だったとする調査結果を発表しています。
NHKによると、今回アメリカのハーバード大学など海外の7つの研究グループがSTAP細胞の再現実験を133回行ったものの細胞は出来なかったとする報告を英科学雑誌ネイチャーに発表しました。国際的な科学誌に調査結果が発表されるのは初めてだそうです。
つまりSTAP細胞は、もう国内外でも完全に存在を否定されたことになります。STAP細胞なんてなかった。STAP細胞の研究費も理化学研究所が不正検証に費やした経費総額8360万円も、お茶の間に話題を提供するために費やされたようなものです。
source: NHK
(ロバーツ町田)