テスラ社が発表した話題のパワーウォール。これは家全体に電力を供給することができる家庭用蓄電池なんですが、年末にオーストラリアに登場することになりそうです。テスラ社は電気自動車モデルSで知られていますが、今回オーストラリアでローンチ予定のテスラエナジーは、家庭用パワーウォールと沿岸沿いの工業地帯用パワーパックの2つ。
テスラエナジーは、テスラモーターズでも取り組まれている化石燃料の依存を減らすための更なる取り組みなんです。そうなんです。テスラはクリーンな再生可能エネルギーを世界中で使って欲しいんですね。そしてパワーウォールの技術のリリースにより、ソーラーパワーを利用しているオーストラリアの世帯数の急上昇が見込まれています。モデルSのバッテリーのようにパワーウォールは、充電式リチウムイオン電池で家の壁に取り付けることができるタイプ。
すでにソーラーパネルが取り付けられている家庭については、余分に収集されたエネルギーは蓄電することができるため、完全に電線いらずの生活になるかもしれませんね。さらにはユーザーが自分たちで日中に蓄電されたエネルギーを夜に利用できるため、公共料金の基本料金で無駄払いをすることもなくなります。
一般的な家庭用のパワーウォールは7kWhですが、10kWhのバッテリーの供給も予定しているそう。企業及び電力会社に対しては、100kWhのバッテリーを連結させて500kWhから10mWhまで拡大できるとのこと。
オーストラリアにおけるパワーウォールの値段などの詳しい情報はまた数週間に間にテスラからの発表がありそうです。どうやらパワーウォールを設置する提携業者リストなるもが存在するようですが、まだどの会社の名前も発表されいない状態です。
テスラががんばって広げたい再生可能エネルギーで、化石エネルギー時代の終わりが到来するんでしょうか。楽しみですね。
Hayley Williams - Gizmodo Australia［原文］
（リョウコ）