セリエA第5節が23日に各地で行われた。
開幕から4連勝と好調を維持する日本代表DF長友佑都所属のインテルはホームでヴェローナと対戦。序盤からボールを支配するものの得点が奪えないまま後半に入った56分、左からのCKをMFフェリペ・メロがヘディングで叩き込みゴールネットを揺らした。得点後もゲームをコントロールしたインテルは追加点こそ奪えなかったが無失点に抑え1-0でヴェローナを下し、連勝を5に伸ばしている。なお、長友は出場していない。
前節リーグ戦初勝利を挙げたユヴェントスはホームに昇格組のフロジノーネを迎えた。ここまで全敗と苦しむフロジノーネに対し前半から圧倒的に攻めたユヴェントスだったがなかなかゴールが生まれずスコアレスで前半を折り返す。それでも50分にFWシモーネ・ザザのミドルシュートで先制に成功した。ところが2点目が決まらず迎えた後半アディショナルタイム2分、左CKからフロジノーネのDFレオナルド・ブランチャルドにヘディングシュートを決められ同点に追いつかれてしまう。ユヴェントスに反撃の時間は残されておらず土壇場の失点で連勝を逃し、一方のフロジノーネはセリエA初の勝ち点を得た。
昨シーズン2位のローマはアウェーでサンプドリアと対戦。得点ランクでトップに立つサンプドリアのFWエデルが50分にミドルシュートを決めて先制に成功したが、ローマも69分にFWモハメド・サラーのゴールで試合を振り出しに戻す。すると同点のまま迎えた85分、サンプドリアが右サイドからクロスボールを送るとゴール前のDFコンスタンティノス・マノラスがクリアミスをしてしまいボールは自陣ゴールネットを揺らした。終盤に痛恨のオウンゴールを献上したローマは1-2でこの試合を落とし、2試合勝ち星から遠ざかっている。
その他の試合結果は以下のとおり。
■セリエA第5節結果