ローマ法王、米の弱者支援に期待 難民、温暖化で
【ワシントン共同】初訪米したローマ法王フランシスコは23日、米ホワイトハウスで開かれた歓迎式典であいさつし「全ての米国民が、世界の弱者を守る国際社会の努力を支援してほしい」と述べ、難民や気候変動問題における米国の指導力に期待を表明した。法王はこの後、オバマ大統領と会談した。
法王のホワイトハウス訪問は2008年4月のベネディクト16世以来。
法王は、貧困問題への「真剣で責任ある」理解を求めると同時に、地球温暖化問題について「将来世代に先送りできない」と述べ、課題解決に向けた速やかな行動が必要だと強調した。