オフィスバージョンとかがあったら売れそう。
教育系のおもちゃを販売しているSmartLabから、紙で作ったミニ学校を鉄球クレーン(というかプラスチック球クレーン)でぶっ壊せるおもちゃが登場しました。その名も「Demolition Lab Wrecking Ball」。ちなみに学校は廃墟で建物内に子供は一人もいない設定です。ここ重要ですよ。
壊すためのミニチュア学校は、壁や床などのパーツを組み合わせて作ります。各パーツはプラスチックのクリップでくっついているだけなので、プラスチックの球をぶつけるといい感じに壊れてくれます。
ただ壊してすっきりするだけのおもちゃとあなどるなかれ。球を1回だけぶつけて全てを壊すにはどうすればいいか? 1個の壁だけを倒すには? などの難しい課題に挑戦して遊ぶこともできるんです。子供たちが頭をフル回転させて、戦略を練って実行していく...。なんだか一気に教育らしくなってきました。さらにSmartLabによると、おもちゃを通じて慣性の法則や運動量保存の法則などの物理法則を学べるとのこと。
「これで遊んだ子供が実際にクレーンで学校を壊したら...」なんて心配する人がもしかしたらいるかもしれません。そんなことをする子供が仮にいたとしても、おもちゃを買う買わない以前になにかしら問題を抱えている可能性が高いような気がするので、そっちを心配してあげてくださいね。
source:SmartLab Toys via Wink Fun
Andrew Liszewski - Gizmodo toyland [原文]
(Haruka Mukai)