日本外国特派員協会で記者会見する沖縄県の翁長雄志知事=24日午後、東京・有楽町
共同通信社

 沖縄県の翁長雄志知事は24日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、安倍政権に批判的な民意が次期国政選挙で高まることに期待を示した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止に向けた取り組みを問われ「政権は長くて(衆院議員の任期満了まで)3年。来年は参院選がある」と指摘。「民意が変わっていくことは十二分にあり得る」と強調した。

 安全保障関連法をめぐる反対運動に触れ「『民意を問える政治にしてほしい』との考えが本土の方々に色濃く出てきた。良い方向に行っている」と評価した。