日本の電気炊飯器、品質が素晴らしい・・・中国メーカー猛追!=中国メディア | ニコニコニュース

サーチナ

 中国メディアの中国新聞網は18日、世界初の電気炊飯器は日本で誕生し、日本の電気炊飯器は長期にわたって他国の製品をリードし続けてきたと伝え、その品質こそ中国人が日本メーカーの電気炊飯器を買い求める理由だとする一方、中国メーカーも研究開発に力を入れており、日本メーカーを猛追していると報じた。

 記事は、中国メーカーが電気炊飯器を製造し始めたのは日本より遅いとしながらも、中国人とコメの関係は数千年にわたって続いてきたとし、コメの煮炊きについては中国人のほうが深く理解しているはずだと主張した。

 さらに、中国メーカーも近年、電気炊飯器の研究開発に力を入れていると伝え、釜の材質やデザイン、炊きあがりに関する技術などが大きく進歩していると論じた。さらに、電気炊飯器におけるもっとも重要なのは「炊く」機能であることに疑いの余地はないとしつつ、「どれだけ美味しいご飯が炊けるかが、電気炊飯器の評価を決める」と指摘し、日本メーカーと中国メーカーの電気炊飯器には現在、どれだけの差があるのだろうかと疑問を投げかけた。

 続けて記事は、中国の一部メーカーが日本市場に電気炊飯器を投入することを決め、日本国内で日本人消費者を対象としたテストマーケティングを実施する計画だと紹介。さらに、日本でもっとも広く知られる美食といえば「寿司(すし)」だとし、寿司はコメの炊きあがりに対して非常に高い水準が求められるとしたうえで、東京都内の寿司屋で中国メーカーの電気炊飯器を使って炊いたコメを試してもらう計画だと伝えた。

 同計画はまだ実施されていないとしつつも、「中国製の電気炊飯器で炊いたコメをシャリに使った寿司が日本の消費者に受け入れられれば、中国製の電気炊飯器も日本の電気炊飯器と肩を並べることができたと言えるはずだ」と期待を示した。(編集担当:村山健二)