日本は「日本車」が絶対的な人気・・・こんな国、見たことない!=中国メディア | ニコニコニュース

サーチナ

 中国メディアの今日頭条は18日、中国国内において日本車は「民族感情」からあまり好感を持たれていないとしながらも、本当に自動車を理解している消費者は日本車を好む傾向にあると伝え、「日本人は日本車を世界中で売りまくっているが、日本人自身はどのような車に乗っているのか」を考察する記事を掲載した。

 記事は、日本は裕福な国だとしながらも、日本の路上でもっとも多く見かける車は低燃費のコンパクトカー、もしくは車内空間が広く、機能性の高いミニバンだと伝え、「日本で販売台数の多い自動車10車種のうち、実に7車種がコンパクトカーだ」と紹介した。

 さらに、日本は自動車産業が発達しているが、「自動車販売台数ランキングのトップ10すべてが自国の自動車だという国は、日本を除いて他にどこにあるだろうか」と指摘し、日本市場では日本車が圧倒的な強さを持っていることを指摘した。

 続けて、日本の乗用車市場における輸入車のシェアはわずか数%にとどまると指摘し、「それでは輸入車ならば、日本ではどの国の自動車がもっとも好まれているのか」と伝え、輸入車としてはドイツ車がもっとも人気と紹介。日本の輸入車市場の約8割がドイツ車のシェアであると伝え、「輸入車市場においては、ほぼ独占状態」であり、ほとんどが高級車だと論じた。

 さらに記事は、ドイツ車が人気であるという点は日本も中国も同じだと指摘する一方で、「違うのは中国で大人気のフォルクスワーゲン(VW)やアウディが日本では相対的に少ないこと」を挙げた。また、日本車は米国で売れまくっているが、日本では米国車はあまり人気がないのが現実と論じた。

 続けて、日本市場で米国車より辛い立場にあるのが韓国車だとし、「韓国車の世界での影響力は今や眼を見張るものがある」としつつも、日本市場においては「韓国車の姿を見ることは極まれ」と指摘。韓国車の強みはデザインとコストパフォーマンスの高さと指摘しつつも、「こうした強みは日本では受け入れられていないようだ」と論じた。(編集担当:村山健二)(写真は今日頭条の18日付報道の画面キャプチャ)