はやく使いたい気持ちはわかりますが...。
フェイスブックに「よくないね!」ボタンが導入されるのでは、という話題を先日お届けしましたが、なんとそれに伴う詐欺が出現したとの話。一体どういうことなのでしょうか。
有名ショッピングサイトや企業名を語り、「アンケートに答えると今なら無料チケットがもらえる!」などのメールが届くことがありますが、これは典型的なアンケート詐欺というものです。「無料」「先行」などの魅惑的な言葉を操り、受け手の興味を惹きつけるのですね。
今回、その報酬として提示されたのが、誰よりも先に「よくないね!」ボタンを使える権利ということで、フェイスブックの新機能はすでにハワイ旅行や金券と同じくらいの価値なのかと、別のところで感心してしまいそうです。
言うまでもないことですが、以下のようなメールを受け取っても、決してクリックしないでくださいね。
たしかに、マーク・ザッカーバーグは「よくないね!」ボタンのリリースについて発言しましたが、正式な日程などはすべて未定。そのうちフェイスブックが正式にテストを始めるかもしれませんが、とにかく今はなにも決まっていないのです。
ザッカーバーグはその際、「よくないね!」ボタンはなにか悲しい出来事がおきて、「いいね!」とは言いづらい共感を表現するために使われることになります、と語っていましたが、自分がその当事者になってしまっては目も当てられません。
詐欺集団の目的は、当然あなたの個人情報です。入力した情報はすべて悪徳業者の手中に落ち、リンクをクリックしたら、間違いなくウィルスの危険にさらされます。
「よくないね!」ボタンの導入は待ち遠しいですが、ここはフェイスブックからの正式な発表を待つことにしましょう。
source: Snopes and Graham Cluely]
Matt Novak - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)