インタビューに答えるマツダの金井誠太会長
共同通信社

 マツダが燃料1リットル当たりの燃費で現在最も良い37キロを大幅に上回る45~50キロのエンジン開発に着手する方針を固めたことが24日、分かった。得意の低燃費技術を発展させ、二酸化炭素(CO2)の総排出量も電気自動車(EV)並みに減らす。2020年以降に完成にこぎ着ける目標だ。

 ガソリンやディーゼル車に搭載する従来型エンジンの性能を上げることで、EVや水素を燃料とする燃料電池車(FCV)が本命とされる次世代エコカーの座を狙う。金井誠太会長が共同通信のインタビューで明らかにした。

 金井会長は簡易な「ハイブリッドシステム」を採用する可能性にも言及した。

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